サービス提供責任者とは?

介護業界には、要介護認定を受けた方への入浴や食事などの身体介助、掃除や買い物の付き添いなどの生活援助を行なうヘルパーのほかに、サービス提供責任者(サ責)やケアマネージャーとも呼ばれている介護支援専門員、生活相談員などさまざまな職種があります。

ケアマネージャーは、中でも介護業界で最高峰と言われている職種で、豊富な実務経験と資格が必要となり、利用者の必要としている介護と提供するサービスのいずれがマッチした最適なケアプランを考えて作成するのが主な仕事です。

サービス提供責任者は、在宅介護サービスを提供する際の責任者のことを言い、ケアマネージャーが作成したケアプランをもとに、さらに提供するサービスを具体化したサービス計画書の作成を行ないます。
それに加え、ヘルパーのシフトなどの管理やアドバイスなど管理者のような役割で、必要とする介護サービスと提供するサービスが合わない場合には、プランの見直しもするのです。
そのため、ケアマネージャーと比べるとより介護現場寄りなマネージメント業務と言えるでしょう。
サービス提供責任者として活躍するには、介護福祉士資格もしくは介護職員実務者研修を終了していることが条件ですが、ほかにも2013年3月31日までにヘルパー1級や介護職員基礎研修を修了している方も対象です。
サービス提供責任者は、事業所の運営にも携わり、事業所の窓口となって利用者との契約を結んだり在籍しているヘルパーのマネージメントも行なうやりがいのある仕事です。
リーダーシップを発揮して充実感を得られる仕事と言えるでしょう。
ここでは軽くしか説明していないため、興味があるのであれば、サービス提供責任者についてもっとよく調べてみると良いでしょう。